ディプロマットスターってどんな屋根材?

      

屋根のリフォームで使われる、「ディプロマットスター」という屋根材を知っていますか?

世界70カ国以上で普及している屋根材ではありますが、アメリカから輸入している屋根材のため、日本ではまだ馴染みが薄いのが現状です。

ディプロマットスターとはどの様な屋根材なのか?その特徴について今回は詳しくご紹介します。

ディプロマットスターとは?

 「ディプロマットスター」は、アメリカのカリフォルニアにある「株式会 社ディートレーディング」が製造を行う輸入屋根材です。製造開始からはすでに40年以上が経過しており、世界70か国以上で採用されている、実績のある屋根材です。

高耐久のジンカリウム鋼板を基盤に、屋根表面には細かな自然石粒がコーティングされているのが特徴で、これにより断熱性や遮音性に優れており、その品質の高さから国際品質管理規格「ISO9001」の認証も取得しています。

    

 

ディプロマットスターのメリット

① 耐用年数・保証期間が長い

ディプロマットスター屋根の耐用年数は50年前後が目安とされているため、長期間にわたって高い品質や美観を維持することが可能です。

屋根の施工完了日より30年の製品保証が付与されているため、住まいにかかるメンテナンスコストの削減にも繋がり、長く安心して暮らせます。

 ② 耐震性が高い

建築構造物の一番上に位置する屋根は、その重量によって建物の耐震性を大きく左右します。ディプロマットスターの屋根材は、1㎡あたり6㎏という軽さで、他のメーカーの屋根材と比べても建物への負担が少なく、万が一 地震が起きた時も揺れを緩和することができます。

   

③ 自然災害に強い

★台風

屋根材同士を一体化させる「インターロッキング工法」(屋根材を重ねてビスで建物に強く固定する方法)を採用しているため、強風が吹いても剥がれる心配がありません。

暴風と言われる風速80/sにも耐えられるので大型台風が来ても安心です。

 ★雪・塩害

表面の自然石粒の摩擦抵抗により、雪止金具無しでも屋根に積もった雪が大きく滑雪するのを防ぎ、雪がたくさん降る地域でも安心して暮らせます。

また、ジンカリウム鋼板にはサビに強い耐食性があり、さらに表面の自然石粒によって潮風が素材の金属に直接触れないので、海沿いでも長期間、綺麗な状態の屋根を保てます。

 

④ デザイン性の高さ

ディプロマットスターはシャープなデザイン性から建物を選ばず、どんな建築物へも調和できます。表面の自然石粒の色付けには陶器瓦と同じ釉薬が使用されており、カラーバリエーションは4色(カフェ/テラコッタ/オニキス/エバーグリーン)。住まい全体の色調に合わせてリフォームすることができます。

カフェ                           

  

オニキス

  

まとめ

軽量化されたディプロマットスターは住宅のリフォームに最適です。

施工方法には2種類あり、既存の屋根材をそのまま活かした「カバー工法」と、古い屋根材を撤去して建物の免振・耐震性能を向上させることができる「葺き替え」での屋根改修があります。様々な既存屋根材に対応できるので、今後ますます普及が加速しそうですね。

 ディプロマットスターは、設置可能な屋根勾配に制限があるため、屋根によっては施工できないケースもあります。今のご自宅の状態や、お困りの問題に沿った施工をご提案させて頂きますので、ディプロマットスターの屋根材をご検討の方は、是非一度 弊社までご相談ください。

  

 

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